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2016年12月09日
与えるだけの人、受け取るだけの人なんていない
あっという間に師走です。
この夏、なんだか体調がおかしくて
どうやら更年期障害の症状らしいという結論に至ったのですが
身体の状態に伴って メンタルもかなりダウンしたので
しばらくは 自分から何かを発信したり企画したり
進んで人と会ったりすることができなくなっていました。
更年期障害って、症状は人によって異なるし
何歳くらいから更年期と言えるのかも明確な線引きは無いので
あらゆることが曖昧で、それゆえ余計に心を悩ませます。
不定愁訴は寝込むほどひどくもないので
頑張れば、普通に家事や外出もできるのです。
なので、甘えや怠けとの区別がつかなくて
常に「普通の生活を送らなくては」と頑張り続けることに。
同時に私は、そんな状態になった自分を責めていました。
「セラピストがそんなことでどうするの?」
「こんな状態を人に知られたら、セラピストとしての信頼を損なう」
「私は助ける側の人のはずなのに」
そんなふうに思って、誰にも言えずにどんどん孤独になっていきました。
でもやがて、少しずつ周りに吐き出すことによって
自分の傲慢さやかたくなさにも気づくことができたので
必要なデトックスだったのかな、と今では思います。
セラピストだって落ち込むし
医者だって風邪をひくし
整体師だって肩は凝るんです。
そして、与えるだけの人なんて存在しないのだ と
今回改めて感じました。
誰もが 与えたり受け取ったりしながら
人と人との間で生きています。
ずっと受け取りっぱなしの人も存在しないし
行為として何かを与えることができなかったとしても
受け取ること自体で周りに何かを与えることも必ずあるはず。
苦しいのは、自分が勝手につくりあげた
「与えるとはこういうことだ」
「与えることは素晴らしいことだ」
「与える人にならなくちゃ」
という思い込みがあったから。
与える人になろうとするあまりに
周りの人から与えられるあらゆるものを
受け取ろうとしていなかったのです。
幸い、体調については
気候が涼しくなってきたと同時に
ずいぶん軽くなってきました。
また少しずつ描き始めています。
バーズセッションやギフレシ会も行っています。
前よりはちょっと軽い私になれているかも^^
全国の同世代のみなさま
ひとりで苦しまないでねー。
Posted by LEY(れい) at 17:07│Comments(0)
│日々